不親切な手紙 「残暑見舞い」
2004年4月18日 目を閉じた
音もみえなくなり
空気は地面に這いつくばった
夏だった
目の前には
ついさっきまでいた
黒髪の女の匂いがたしかに
わたしはおぼえている
じぶんのからだを忘れるくらいの
しせんを空にそそいだら
とおり雨がTシャツを濡らす
きょうが夏だったことを気にもとめずに
にゅうどうぐものない空
自転車はパンクするだろう
風はぼくのからだをおきざりにする
ときおり
気まぐれのように
音もみえなくなり
空気は地面に這いつくばった
夏だった
目の前には
ついさっきまでいた
黒髪の女の匂いがたしかに
わたしはおぼえている
じぶんのからだを忘れるくらいの
しせんを空にそそいだら
とおり雨がTシャツを濡らす
きょうが夏だったことを気にもとめずに
にゅうどうぐものない空
自転車はパンクするだろう
風はぼくのからだをおきざりにする
ときおり
気まぐれのように
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