梅雨時の日本劣等

2004年5月19日
雨季の山に霧がかかり
払えないで鬱々とする

霧が体に張り付いている人というのは
世間でも割りと多く見受けられる
そんな皮膚呼吸が出来なくなったひとは
口でのみ世界とつながる

そうして陸に上がって
焼けるような思いで
気を絶し
死に浮かんでいく魚のように
俺を覆う
焼き焦がすほど高温の油
毛穴から滲みだして

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