書を捨てよ、町へ出よう なんて言ったって
2004年11月9日書を捨てて
町へ出ようなんて
沢山読んだ人の言うことだ
僕があまり本を
読んでいない理由は
単純に説明は出来ないような
気がする
好きだし
本
買って読んでいない文庫本が
書棚には何冊もあり
そしてまた
なぜか本屋で気になっては
買ってきて
少し眺め回しては
また棚に突っ込んだり
床に投げている
内容がどうであれ
紙が綴じられている
だけでも
けっこう愛せるような気がする
その内容がどうであれ
本と同じような気持ちで
女をみたら
愛せるのかもしれない
女という存在そのものを
ページを一枚づつめくっていく
そのリズムを愛するように
女の言葉を
一言づつ
時には頷き
適度に相づちを打ちながら
女と話す
女を見つめるように
本をみていたら
悲しいのだった
一瞬だけ
書を捨てよ、町へ出よう
だなんて
そんな
女を捨てるように
本を見捨てたりは
出来ない
なんて言っちゃって
まだ女と付き合ったことも
ないのだった
現在もだから
「だった」というのは
おかしいのだが
女を知らないから
本の中の女を読む
女を知りたいから
女はこうだとか書いてあるものを
読む
好きだし
そういうことが書いてあるのが
でもやっぱり
女、怖い
町へ出るのは良いとしても「書を捨てよ、」
だなんて
書を捨てよ、町へ出よう
だなんて言って格好つけちゃって
なんつって
町へ出ようなんて
沢山読んだ人の言うことだ
僕があまり本を
読んでいない理由は
単純に説明は出来ないような
気がする
好きだし
本
買って読んでいない文庫本が
書棚には何冊もあり
そしてまた
なぜか本屋で気になっては
買ってきて
少し眺め回しては
また棚に突っ込んだり
床に投げている
内容がどうであれ
紙が綴じられている
だけでも
けっこう愛せるような気がする
その内容がどうであれ
本と同じような気持ちで
女をみたら
愛せるのかもしれない
女という存在そのものを
ページを一枚づつめくっていく
そのリズムを愛するように
女の言葉を
一言づつ
時には頷き
適度に相づちを打ちながら
女と話す
女を見つめるように
本をみていたら
悲しいのだった
一瞬だけ
書を捨てよ、町へ出よう
だなんて
そんな
女を捨てるように
本を見捨てたりは
出来ない
なんて言っちゃって
まだ女と付き合ったことも
ないのだった
現在もだから
「だった」というのは
おかしいのだが
女を知らないから
本の中の女を読む
女を知りたいから
女はこうだとか書いてあるものを
読む
好きだし
そういうことが書いてあるのが
でもやっぱり
女、怖い
町へ出るのは良いとしても「書を捨てよ、」
だなんて
書を捨てよ、町へ出よう
だなんて言って格好つけちゃって
なんつって
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